2024年は私たちIT業界にとって、学びと変化の大きな一年でした。
AI技術が飛躍的に普及してサイトの文章や画像の作成を自動化するサービスが続々と登場し、この業界に携わる人ではなくてもChatGPTなどのAIを使用する人は大変多いなという印象があります。
このAI技術により、以前は専門家が時間をかけて行っていた作業が短時間で簡単に行えるようになって作業効率が大幅に向上しました。
私もその恩恵を受けながら効率よく業務を遂行できてきたなと感じています。
しかし、どれだけ優れた技術があっても最終的にサイトを使うのは人間です。
見やすさや使いやすさ、デザインの印象など、ユーザー目線を大切にした制作姿勢は以前にも増して重要になったと感じています。
SEOの現状は
私がこの業界に入った2004年頃はGoogleが ロボット型検索エンジンを搭載して着実に検索サービスのスタンダードになっていった頃でした。
その頃は「内部施策」「外部施策」を駆使して検索対策をするという方法を取っていましたが、そんなSEO対策会社とGoogleとのイタチごっこが毎年のように繰り広げられた歴史でもあります
Googleのアルゴリズムも年々アップデートされSEOの世界でも近年ではAI技術が入り込んでいます。
検索エンジンのアルゴリズムがさらに進化して、コンテンツの質やユーザー体験が一層重視されるようになりました。
サイト内のキーワードの詰め込みではなく、利用者が求める情報をわかりやすく整理し、読みやすく魅力的な文章を書くことが重要になっています。
つまり外部会社に対策を依頼するのではなく、自社内のサイト担当の表現スキルを問われる時代になってきたと言えます。
SEOに強いサイトの制作だけではなく、運用面でもクライアント様をバックアップできるような体制を整えておりますので、運用面でのご相談なども承っております。
2025年も新たな技術が多くでてくると思います。
いかにこれら技術を使いながらも、それを利用するのは「心の通った人間」であることを忘れないようにしたいところです。